自己紹介
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
ブラックな職場で僕が心身ともに壊れてしまったのが、2016年の秋。“適応障害”でした。
そのとき僕は婚約中で、結婚式を3か月後に控えていました。あのときは終わったと思いましたね。
それから、転職を2度経験し、人生の思考錯誤を重ね、今は幸せに過ごしています。
生きてるといろんな制約を感じないですか?会社を辞められない、住む場所を変えられない、満員電車通勤をやめられない、土日の予定を変えられない・・・。
たしかに我慢しなければならないことはたくさんあります。
ですが、時にはその我慢を開放してくれる”心の余裕”を持つことがとても大事だと思うんです。
仕事以外に楽しめることを見つけ、ちゃんと自分の感情と向き合う時間をとると、日々のどうしようもない悩みが軽くなってきます。
真面目な人こそ、このゆとりを持たないと追い詰められやすい。
日本人はそういう方が多いと思いますし、何よりも僕がそうでした。
正直この話の序盤は思い返すのもつらいので、ずっと「過去を葬り去って生きていこう」と考えていたのですが、
僕の経験が少しでも今悩んでいる人の力になればいいなと思い、このブログを立ち上げました。
僕が適応障害になるまでの話はこちら
転職に再起をかける
適応障害はストレスの状況がはっきりとしているため、その原因から離れると徐々に改善に向かうようです。
たしかに、まだ気持ちの落ち込みはありましたが、次第に物事を考えられるようになってきました。
「この休みの後、このまま仕事復帰できるか?」
「この先もいろんなことを我慢してこの会社で生きていくのか?」
「それでいいのか?」
答えはすべてNoです。
その後1か月間、まだ調子は上がりませんでしたが転職活動を必死でこなしました。
ここで行動しなかったら一生後悔する。あんなくそみたいな生活に戻りたくない。
その一心。まさに背水の陣。
採用をいただけたのは結婚式の2週間前。東京にある割と大きなIT系の会社。
気持ち新たに、成長市場の企業で、一から自分に武器となる力を付けていきたいという想いでした。
そのとき28歳という年齢でしたが、年下の社員にもまれ、本当に新入社員と同じようなことを一からやりました。
恥ずかしいくらい何も知らない未経験の業界だったので、最初の半年はメンタルぎりぎりの日々。
やっと慣れてきたと思ったら、怒涛の仕事量で毎日AM3:00くらいまでPCをカタカタしてました。(笑)
本っっ当に体力的に厳しい日々でしたが、ここでの経験は今の自分にとってすごくプラスとなりました。
そんな日々を2年間続けていたとき、ふと思います。
夜中の2時、隣の部屋で妻が先に寝ていて、自分はPCをまだまだカタカタ。
「仕事しかしてないじゃん。」
仕事×好きなこと
この時の生活パターンはもの凄く単調なものでした。
①朝7時に起きて、電車で新宿の会社に向かう。もちろん満員電車。
②会社は西新宿の高層ビル。たまにクライアントのところへ外出もあるが基本オフィスワーク。
③夜20時くらいまで働いて、たいてい仕事を持って帰らざるを得ない。
④夜中までPCに向き合う。①に戻る。
楽しい要素ないですよね。
元々僕は、都心が大嫌いです。人ごみも大嫌いです。
自然が好きで、田舎が好きで、アウトドアアクティビティをこよなく愛しています。
ここは変えようがないし、むしろ今後も変わりたくない部分だったのです。
仕事の部分はもちろん大切。
だけど、仕事が忙しくて他の好きなことが満足にできないのは違う。
どちらもあってこそ本当に充実した日々を送れるのだと。
これが、僕の行きついた価値観です。
ちょうどそのころ、ご縁もあってこれまでの経験を武器に2度目の転職を果たしました。
さらに、それを機にもっと自然の多い地域へ引っ越すことになります。
一人で遊べること、夢中になれることをしよう。
僕の場合、好きなことは、“一人で楽しめること”でした。
(もちろん奥さんと一緒にすることもありますよ。)
もともと人とつるむのは好きじゃなかったですし、適応障害を経た結果、あまり積極的に交友関係を広げなくなったこともあります。
小さいころからずっと野球をやってましたが、どうやらチームスポーツは向いてなかったみたいで、一人で自由にできることが性に合っているようです。
興味を持ったことはいろいろとやっています。
登山、トレイルランニング、ロードバイク、スノーボード、スキューバダイビング、ソロキャンプ、インテリア、北欧への旅行、フィンランド語、カメラ、環境問題、ウィスキー、、、
昔から継続してやっていることもあるし、やってみたけど続かないものもある。
それでいいんじゃないかなと思います。
仕事ではないもう1つの時間を持つということが、自分と向き合う大事な時間となったのです。
ですので、僕はこのブログでもこういった一人でできるアクティビティや趣味を発信できればなと思っています。
少しでも興味を持ったらぜひ覗いてみてください。
仕事はバリバリこなしてても心に余裕のない人と、
仕事も遊びもバランスをとって心豊かに暮らす人、
僕は後者の方に魅力を感じます。
一人で遊ぶことは難しいか
これは人によって、状況がけっこう違います。
休日もフルで働いているかもしれない。
小さいお子さんがいたらなかなか時間がないかもしれない。
趣味によってはお金もかかります。
まずは、肩の力を抜いて軽い気持ちでやってみましょう。
それだけでもいい。
その中にはお金や時間をかけても、本気で取り組みたくなる何かが見つかるかもしれません。
それはけっこう幸せなことですよ。