内向的で仕事が辛い。何が辛いかを分解して考えれば道が開ける!
内向的な性格で、仕事がただただつらい。辞めたい。
転職を考えている。
とはいえ、今後どういう仕事をしていけばいいんだろう。
こんにちは。ハルです。
こんな悩みを持つ方にこの記事を書いています。
僕もそうですが、内向的な性格がゆえに仕事が辛いっていうことけっこうあると思います。
そのたびに「仕事辞めたい」と思いますが、同時に思うのが「次何の仕事しよう」「この先どうすればいいのだろう」ということ。
本記事のテーマ
仕事で悩んで転職するからには、今の状況から抜け出してストレスフリーの状態になりたいですよね?
転職するからには、今の悩みから抜け出すために自己分析をしっかり行いましょう。
具体的にいうと「自分にとって今の仕事の何が辛いかを分解して考える」ことが重要です。
軽く僕の自己紹介をしておくと、
新卒で大手電機メーカー(6年半)→ インターネット広告代理店(2年) →小規模アウトドアブランド(3年目)と3社を渡り歩いてきました。
1社目では取引先のパワハラにより適応障害に追い込まれ、それをきっかけに理想の働き方を追い求めるように転職をしてステップアップしてきました。
ですので、この記事は自身の体験を踏まえて書いていきます。
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本記事を読むことによって、以下のことが理解できるようになります。
・次の仕事に向けて、何を軸に探せばいいかイメージできるようになる。
それでは、さっそく仕事の何が辛いかを分解していきましょう。
辛い理由①働く環境
仕事の内容そのものよりも、労働環境がストレスになっているパターンです。
満員電車や飲みにケーションなど、日本特有の要因かもしれません。
それ単体では大したストレスではないかもしれませんが、毎日のことなので積み重なっていくと相当な負担となります。
満員電車
人よりも感覚が敏感な方は、人ごみが苦手です。
そして、人ごみの最たるものといえば満員電車。
毎日のことなので、朝のはじまりが満員電車からスタートでは辛くなります。
慣れる人もいるかもしれませんが、ダメな人は絶対ダメです。(僕はダメでした。)
時間の束縛
「毎朝〇時に出社して、休憩は〇時からで、終業は〇時」と、時間を決められることが苦手な方にとっては苦痛です。
自分のペースで仕事を進められない環境はストレスが溜まります。
電話対応
内向的な性格であると電話対応が苦手だったりします。
特に自分が一番若手だとかかってきた電話を取らなければならず、逃げ場がありません。
ポンポンと進む会話のリズムについていけず、言いたいことが言えないまま電話が終わってしまうことは苦痛です。
ランチ・飲み会・イベント・・・自由時間がない
一人で過ごすことが好きなのに、なぜ意味のわからない集まりに参加しなければいけないのか。
楽しい時間ならまだしも、どうでもいい飲み会を断れず嫌々ながら参加してしまっていることはありませんか。
内向的な性格の方は、一人の時間を大事するので他人と集まるイベントには興味がありません。
頻繁な人事異動
2~3年スパンで人事異動がある会社もあります。
せっかく職場や仕事に慣れたのに、また一から関係をつくっていかねばならない環境は相当なストレスです。
環境の変化に対応するのが苦手な方だと、そのたびに強い負荷がかかってしまいます。
辛い理由②職場の人間関係
人間関係の悩みはかなりしんどいです。
上司、同僚、取引先など、現代のビジネスマンは人にまつわるストレスが大きいです。
しかも日本の場合、こんな調査結果もあるようです。
ISSP(国際社会調査プログラム)の2015年調査によると、「自分の職場では、職場の同僚の関係は良い」と思っている人の割合において、日本は調査対象37カ国中、なんと最下位でした
出典:プレジデントウーマン
積極的な意見を求められる
ブレーンストーミングでは積極的な姿勢を強く求められることがあります。
しかし、内向的な人は自分の内側でじっくり深く物事を考えることが得意。
慌てて意見を絞り出そうとすると、上手く考えがまとまっていない状態で発言してしまい、その結果空回りしてストレスが溜まります。
仕事で関わる人数が多すぎ
内向的な性格の方は一人で完結する仕事を得意とします。
しかし、世の中の仕事はチームで進めていくものが多いです。
複数人くらいならまだしも、大勢の人間が関わって進める仕事は苦手意識を感じます。
上司や周囲のプレッシャー
一人で淡々と自分のペースで仕事をこなしていくことが得意ですが、上司や周りからのプレッシャーが強いことがあります。
中には高圧的な態度で迫られることもあり、そうなるとペースを乱され本来のパフォーマンスを発揮できません。
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辛い理由③職種が性格に向いてない
職種が性格に向いていないことも仕事が辛い要因になります。
日本の新卒採用は、たいてい総合職採用で実際に配属されるまでどういう仕事をするかわかりません。
仕事が自分に合っていればいいですが、合わなかった場合はしばらく抜け出すこともできず苦しい思いをします。
営業
営業職はそれなりに「話す」ということが求められる職業です。
なんだかんだ言っても、雑談を武器に相手の懐に入りこめる人は強いなと思います。
内向的な方はこれが苦手な方が多く、できれば社外の人と関わりたくないのではないでしょうか。
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販売
営業職と同じく、販売職も多くの人とかかわる職業です。
好きな業界の仕事であれば上手く対応することができると思いますが、知らず知らずのうちに精神が疲れてしまいます。
マネジメント
管理職になると自分一人だけでは完結せず、部下をしっかりと見てフォローしなければいけません。
面倒見の良い性格であればそれほど苦にはなりませんが、他人に興味がないとできない仕事でもあります。
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悩みに対する行動
対策①人事異動があるまで耐える
対策の1つは「耐える」です。
解決策になっていないように聞こえるかもしれませんが、職場の人間関係はこれで解決する場合があります。
「会社や仕事自体は好きだが、ただ今の職場が嫌だ」という方にはありです。
人事異動が定期的にある会社であれば耐えることも一つの選択肢となります。
対策②同業界の別会社に転職をする
自分のキャリアを生かして転職するのであれば、これが最もステップアップできるでしょう。
働く環境や人間関係の悩みはこれで解決する可能性がありますが、そのためにも転職先の情報はしっかりと調べておくようにしましょう。
対策③異業界・同業種に転職をする
働く環境や業界が嫌いでストレスが溜まっているのであれば、異業界で同業種に転職するのも良いです。
例えば、営業職のまま違う業界の企業に入った場合、その業界での営業経験はないですが、十分に前職の経歴を生かすことができます。
対策④未経験の業界・業種に転職をする
会社も業界も仕事内容も辛いと感じるのであれば、心機一転まったくの未経験から新しい仕事に転職するのもありです。
ちなみに、僕はこのパターンで一社目の転職を決めました。
▼詳しくはこちら
冷静に分析して、最善の道に進もう!
いかがでしたでしょうか。
「仕事が辛い」と一言で言っても、状況はその人によってまったく違うはず。
冷静に自分の状況を見つめなおしてから、最善の道を探していきましょう。