【経験談】内向型やHSPが仕事や人間関係で消耗する理由

消耗 INTROVERT

こんにちは。ハルです。

僕は100%内向型人間ですが、先日こんなツイートをしました。

厳しい言い方かもしれませんが、「内向型」「HSP」と言われる人は今の社会では生きづらいです。

なぜならば、世の中の多数派は「外向型」の人だから。

外向的な人が評価されるようになっているのです。

▼僕が「内向的」ということに気づいた話はこちら

内向的で一人が好き。自分が思った以上に無理をしていた話。
内向型な性格はこの世界では損をすることが多く、生きづらいことばかり。コミュニケーションが苦手、思っていることを表現できない、会社に行きたくない、そんな悩みを持つ方に読んでもらいたい記事です。内向型・外向型の性質を理解すると悩みの根本原因が見えてきます。

 

最近、テレビでも「HSP」という言葉が取り上げられるようになってきました。

内向型・HSPに対する理解も広まるかもしれませんが、正直に言って、実際生きづらいのは変わらないと思っています。

 

内向型やHSPは現代の社会では生きづらいですよ。それは仕方がない。

しかしそれを踏まえて、どう生きていくかが大事だと思っています。

本記事のテーマ

①内向型・HSPが仕事や人間関係で消耗する理由
②内向型・HSPが生きやすい方法を考える

世の中や気質を変えることはできませんが、自分の考え方と環境は変えられます。

内向型やHSPが消耗する理由

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世の中は外向的な人間が評価されるようにできている

どうしても世間一般的に、仕事は「人とのつながり」が重視されます。

つまり、明るくて外向的で人間関係を上手く築けていける方が評価されるのです。

それは世の中は外向型の人の割合が圧倒的に多いから。

外向型同士のコミュニケーションがとりやすく、活躍しやすいルールがいつの間にかスタンダードになっており、内向型にとっては息苦しい環境になっています。

内向的な気質は変えられない

僕も何度となく性格を変えようと明るく振舞ったり、本を読み漁ったりしました。

結果、外向的に見せかけることはできるようになりました。

しかし、一日の終わりにはどっと疲れることになります。

気質が変わったように見せることはできるかもしれませんが、これは消耗します。

根本的な解決にはなっていません。

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内向的 × ストレス → うつになって生きづらいから、好きなことをしよう。
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大企業は都心に密集。内向型は満員電車が苦痛。

「地方創生」という言葉が言われるようになって久しいですが、未だに大企業は大都市圏に本社を置いています。

そこに通うためには都心に近いベッドタウンで暮らす方が多いでしょう。

すると、毎日の満員電車は避けられません。

内向型やHSPは刺激に敏感に反応してしまう方が多く、人が密集した環境は非常に大きなストレスを抱え込むことになります。

 

ちなみに僕は満員電車の環境に耐えれず、都内に通えるちょっとした田舎に引っ越しました。

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【都内の仕事にも通勤できる】ちょっとした田舎に移住する方法
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内向型・HSPと上手く付き合っていけばいい

適応

内向的でも働きやすいように仕事を見直す

僕は世の中のいわゆる「成功」を勝ち取るために、自分自身無理をしたキャリアを歩もうとしていました。

その結果どうなったかというと、身体を壊しました。

取引先のパワハラが直接的な原因ですが、今思い返せば、性格的に長く働くことはできなかったんじゃないかなと思います。

▼無理をして心身ともに壊した話はこちら

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内向型の人は営業の仕事でストレスをためがちです。僕は営業が嫌いで、無理をした結果、適応障害となりました。僕が営業という仕事で追い詰められて、心身ともにボロボロになるまでの過程を振り返ってみました。今この状況に重なる人は要注意です。自分にとって過酷な状況からは早く逃げましょう。

 

・世間的に「自慢できる会社」で働くために無理をしていませんか?

・なんとなく「営業」をしてるけど、性格的に無理をしていませんか?

 

見栄をはって自分に合わない仕事を頑張っていても、必ずどこかで無理がきます。

60歳、70歳(もしくはそれ以上)まで働くのに精神的に苦しい仕事は続きません。

 

幸いにも、現代は転職も一般的になりましたし、フリーランスや独立といった選択肢も選べるようになってきました。

▼内向的な方が転職を検討する話はこちら

内向的な人が仕事に悩んだら転職を考えた方がいい理由
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内向型でも付き合いやすい人間関係を構築する

人間関係がメンタルに与える影響は大きいです。

世の中的には、「友人や知り合いがたくさんいること」が評価されます。いわゆる人脈というやつですね。

 

ただ、内向的な方はたくさんの人と関わることが苦手です。

それよりも一人で自問自答したり、人と関わるにしても少人数と深く付き合う方が得意な傾向があります。

友人と会うときもグループよりは、1対1や3~4人くらいで過ごす方が安心します。

 

・大人数と関わる必要はありません。

・明るく振舞って人間関係を広げる必要もありません。

・にぎやかなイベントに参加する必要もありません。

自分で付き合ってみて心地の良い人間関係をつくっていきましょう。他人の評価は関係ないです。

自分の世界に浸れる趣味を充実させる

内向型は人と常に接していると疲労がどんどん蓄積されてしまいます。

息抜きして充電するには、「一人の趣味の時間」を持つことが有効です。

ちなみに僕は登山やキャンプなど一人でできるアウトドア趣味を持っています。

【休日が充実】一人でできる男のアウトドアな遊び8選。お金をかけない遊びもご紹介!
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一人でできる趣味はお持ちですか?

打ち込める趣味があると日常の鬱々とした気分も和らぎ、自分の思考を整理することができます。

何よりも「仕事が人生の一番の目的ではない」と考えられれば、生きやすさはぐっと高まります。

こざかしいまでに内向型・HSPが生きやすい生き方を模索する

探す

内向的・HSPにとって、今の世の中は生きづらいことで溢れています。

そして、何も対策をとらなければどんどん消耗してしまって、下手したら精神的にも肉体的にも参ってしまうことがあるかもしれません。

 

もう世の中に合わせて無理をする必要はありません。

自分の性格と向き合い理解して、より生きやすい生き方を模索していきましょう。

いくらこざかしいと思われようが、「自分がどう生きていくか」ということが重要です。

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