- 【2021年最新版】トレランザックの選び方・おすすめ
- トレランザックの選び方
- トレランザック 30ブランド
- SALOMON(サロモン)
- THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
- ULTIMATE DIRECTION(アルティメイト ディレクション)
- NATHAN(ネイサン)
- UltrAspire(ウルトラスパイア)
- ARC’TERYX(アークテリクス)
- GREGORY(グレゴリー)
- Columbia Montrail(コロンビアモントレイル)
- Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)
- instinct(インスティンクト)
- RaidLight(レイドライト)
- OSPREY(オスプレー)
- Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
- patagonia(パタゴニア)
- MILLET(ミレー)
- PAAGOWORKS(パーゴワークス)
- mont-bell(モンベル)
- CAMELBAK(キャメルバッグ)
- Answer4(アンサーフォー)
- OMM(オーエムエム)
- GRIVEL(グリベル)
- NIKE(ナイキ)
- adidas(アディダス)
- COMPRESSPORT(コンプレスポーツ)
- NAKED(ネイキッド)
- DYNAFIT(ディナフィット)
- ORANGE MAD(オレンジマッド)
- blooper back packs(ブルーパーバックパックス)
- OXSITIS(オキシティス)
- EVADICT・KALENJI(エヴァディクト・カレンジ)
- 最適なトレランザックを探しましょう
【2021年最新版】トレランザックの選び方・おすすめ
・トレランザックの選び方がわからない。
・トレランザックはどんなブランドがあるの?
本記事ではこういった疑問に答えていきたいと思います。
トレランザックやトレランパックと呼ばれますが、どれだけのブランドがあると思いますか?
答えはタイトルに書いてありますが、気合を入れて数えた限り、
トレランザックと呼ばれるバッグをつくっていて、日本国内で購入できるブランドは30ブランドありました。
多いですね!!
そんな中からトレランザックを選ぶのはなかなか大変です。
▼シューズブランドについての記事はこちら
トレランザック選びについて細かく見ていくとかなり長くなるのですが、本記事では基本的な選び方とブランドについて広く解説していきます。
ザック選びのはじめの一歩としてご覧ください。
それではさっそく見ていきましょう。
トレランザックの選び方
トレランザックの容量
まずはザックを選ぶにあたって重要な容量を見ていきましょう。
基本的にざっくり容量を分けると、以下の5つに分けられます。
それぞれ容量によって、使用用途や想定するトレイルが異なりますので、まずは自分がどういうスタイルで使うのかをイメージしながら選んでみましょう。
①~4L
最も少ない容量。
主にロードや、運営がしっかりしている20km以下のショートレースが目安です。
最低限のドリンクやファーストエイド、レインウェアがぎりぎり収まるくらいの容量ですので、使える範囲はかなり限定されてきます。
②5~8L
距離は20~70kmくらいまでの、エイドステーションがちゃんと一定の間隔であるトレイルレース向けです。
(装備が軽量で、走力のある方ならロングレースでも対応できると思います。)
ドリンク2本(500ml×2本)がしっかりフロントポケットに収まり、50km前後のミドルレースで必携とされる装備をすべて収納することができます。
③10~15L
100km以上のいわゆるロングレースに対応するモデルです。
5~8Lのものに加え、防寒着や予備の食糧など、長い距離を走るにあたって必要なものが十分収納できる容量になっています。
レース以外では、長い時間の山行にも幅広く使えますし、バーナーなどをパッキングすればちょっとした温かいものの調理も可能です。
④20L前後
20L以上は、トレランザックというよりは「ファストパッキング」モデルと言えます。
基本的なトレイルランニングの装備に加え装備を増やすことができ、ちょっとした食料や調理道具なども収納することができます。
行動時間の長い山行や標高の高い山へ行く際にちょうど良いです。
20Lという容量は普段使いするにも最適な容量になっていて、例えば通勤ランに使用する方も多いモデルになっています。
⑤30L前後
ファストパッキングモデルの中でも、30Lほどの容量になるとテントやシュラフなど一泊する道具をパッキングすることが可能になります。
もちろんある程度軽量な道具を選ぶ必要になりますが、軽く走りつつテント泊をするというのは、非常に魅力的ですね。
OMM JAPANのような泊まりのオリエンテーリングにも最適な容量になります。
▼OMMでおすすめのザックはこちら
トレランザックの形状、ポケットレイアウト
トレランザックの形状を大きく分けると、「ベスト型」か「リュック型」かという2つに分けることができます。
「ベスト型」はその名の通り「着るように」背負うタイプのザックになっていて、身体の側面がザック本体と一体になっています。
これによって、背負った状態で手が届く位置に収納が多く、ザックを下ろさなくても出し入れがしやすくなっています。
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「リュック型」は一般的なリュックサックをイメージすると分かりやすいですが、両サイドをベルトで調整してフィッティングするタイプのザックです。
ベスト型に比べて背負ったときの収納力は少ないですが、調整の幅が広く、1年中あらゆるウェアを着ていても快適にフィッティングすることができます。
モデルによってはしっかりフォームが肩に入っていて背負い心地の良いモデルも多いです。
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最近では、3~10L前後のトレイルレースで使うモデルはベスト型が主流になってきています。
トレランザックのブランド
次の項目からご紹介しますが、トレランザックをつくっているブランドは多数あります。
トレイルランニングの本場であるヨーロッパやアメリカが多いですが、日本でもトレランザックをつくっているブランドがあります。
国や製品コンセプトの違いから、各ブランドによってポケットレイアウトやフィッティングが異なってきますので、各ブランドを詳しく見ていきましょう。
トレランザック 30ブランド
SALOMON(サロモン)
フランスの最も有名なトレイルランニングブランド。
持っている人も多いですし、買って失敗することは非常に少ない安心のブランドです。
基本的にベスト型のモデルが多く、細かいサイズ展開がされていてモデル数も非常に多いです。
ほとんどのモデルではじめからソフトフラスクが付属されているのも嬉しいです。
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
ノースフェイスもトレランザックをつくっています。
本体の生地が丈夫で、身体にあたる面積が非常に多いため、走行時のブレが軽減されています。
フロントの面積が広めなので夏は少し暑いと感じることはあるかもしれません。
ノースは2021年にモデルチェンジしていて、特に生地がすごく良くなりました。詳しくはこちらをどうぞ。
ULTIMATE DIRECTION(アルティメイト ディレクション)
アメリカブランドのULTIMATE DIRECTIONはトレイルランニングの専門ブランドです。
青を基調にしたデザインが特徴的で、サポート選手からのフィードバックからつくられたモデルは、シグネチャーモデルと言われ展開しています。
NATHAN(ネイサン)
アメリカ生まれのネイサンはランニングギアをつくるブランドです。
シンプルなつくりのザックですが、薄くてなめらかな生地をつかっていて、本体が非常に軽量につくられています。
UltrAspire(ウルトラスパイア)
こちらもアメリカのブランド。
創設者自身がアドベンチャーレーサーで、多くのアスリートのテストを経て開発されています。
日本ではプロトレイルランナーの山本健一さん(ヤマケンさん)が使用していることで話題のブランドです。
UltrAspireの中でも、特にZYGOS4.0が最高です。こちらの記事で詳しく解説してます。
ARC’TERYX(アークテリクス)
アークテリクスはカナダのアウトドアブランドで、主にアルパインやクライミング用品をつくっているブランドです。
アパレルも非常にスタイリッシュで人気がありますね。
トレランザックもオールブラックでシックなモデルを展開しています。
GREGORY(グレゴリー)
グレゴリーは言わずと知れたバックパックブランド。
小型~大型まで登山用のバックパックを得意としています。
トレランザックは日本のプロトレイルランナーである石川弘樹さんの監修を受け、RUFOUS(ルーファス)というモデル名で展開をしています。
Columbia Montrail(コロンビアモントレイル)
コロンビアはアウトドアウェアを中心にしたアウトドア総合ブランド。
そのコロンビアがトレイルシューズブランドのモントレイルを吸収して、Columbia Montrailというブランド名でトレランザックを展開しています。
今日本のトップランナーと言っていい上田瑠偉さんが契約アスリートとして監修をしているモデルがあります。
Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)
マウンテンハードウェアは、登山やクライミング用品を中心に展開しているブランド。
コロンビアの子会社でもあるので、トレイルランニングのカテゴリーはマウンテンハードウェアからコロンビアモントレイルに移ってきた印象です。
instinct(インスティンクト)
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インスティンクトはフランスの主にトレランザックをつくっているブランドです。
黄色を基調にしたデザインで、非常にユニークなつくりをしていますが、よく考えられていて、非常に使いやすいモデルだと思います。
RaidLight(レイドライト)
こちらもフランスのトレイルランブランド。
シューズもつくっていますが、ザックの方が有名です。
日本では取扱い店も少なくマイナーな存在ですが、本国ヨーロッパでは非常にメジャーなブランドです。
OSPREY(オスプレー)
アメリカのバックパックブランド。
グレゴリーと同じく、大型バックパックを得意としていますが、トレランザックもつくっています。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
ブラックダイヤモンドはクライミング、ヘッドライト、トレッキングポール、アパレルなど、幅広く展開しているアメリカのアウトドアブランド。
トレランザックはディスタンスというモデル名で展開しています。
2019年に誕生したディスタンス15はメインに丈夫な生地を使用し、トレイルランニングだけではなく、幅広いスタイルの山行に人気が出ました。
patagonia(パタゴニア)
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アパレルで有名なパタゴニアですが、ザックもつくっています。
2019年から本格的にベスト型のトレランザックを発売しました。
MILLET(ミレー)
フランスの老舗の登山ブランド。
日本での取り扱いは非常に少ないですが、ミレーもトレランザックをつくっています。
PAAGOWORKS(パーゴワークス)
日本のアウトドアブランド。会社名はパーゴワークスですが、トレイルランニングのカテゴリーは、「RUSH(ラッシュ)」というブランド名で展開しています。
個人的には、買ってすぐプリントが剥がれてチェストベルトの根本が千切れたのであまり良い思い出はありません。。
mont-bell(モンベル)
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日本を代表するアウトドア総合ブランド。
主にリュック型のトレランザックを展開していて、非常にコスパに優れています。
CAMELBAK(キャメルバッグ)
水を入れるハイドレーションで有名なキャメルバック。
ハイドレーションシステムでは世界シェアNo.1のブランドです。
自社ハイドレーションに適したザックを展開しています。
Answer4(アンサーフォー)
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ザックを中心にしたトレランギアを展開する日本のガレージブランド。
ザックは逆三角形の形状が特徴で、印象的なデザインです。
OMM(オーエムエム)
イギリスのブランドで、OMMとは「ORIGINAL MOUNTAIN MARATHON」を意味しています。
OMMは製品ブランドでありながら、読図やルートファインディングを行いながら2日間でゴールを目指すレースを主催しており、
そのレースで使われるような25~30L前後のバックパックを得意としています。
GRIVEL(グリベル)
グリベルはイタリアのクライミングギアブランド。アイゼンやピッケルが有名です。
ご覧の通りイエローがブランドカラーです。
NIKE(ナイキ)
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NIKE TRAILというブランドでNIKEもトレランギアを本格的に展開しはじめました。
アパレルやシューズがメインとなりますが、ザックも小容量のベスト型をリリースしています。
adidas(アディダス)
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アディダスもナイキと同じく、「TERREX」(テレックス)というブランドでトレランギアを展開しています。
シューズが主ですが、ザックも数個出しています。
COMPRESSPORT(コンプレスポーツ)
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コンプレスポーツはスイスのブランドで、コンプレッション製品を得意としているブランドです。
ウェアと同じようにザックもぴたっとしたベスト形状になっていて、非常に身体への密着性が高いです。
NAKED(ネイキッド)
ネイキッドはアメリカのブランドでトライアスリート、トレイルランナーのアスリート兄弟がデザインしたブランドです。
こちらも身体にぴたっと密着するタイプの商品が多く、今現在はウェストベルトをリリースしています。
日本未発売ですが、ランニングベストもつくっているので今後発売が期待されます。
DYNAFIT(ディナフィット)
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ディナフィットはスキーブランドとして有名なブランドです。
サロモンもそうですが、雪がないときにできるスポーツとしてトレイルランニングに参入してきており、トレランザック、シューズを展開しています。
ORANGE MAD(オレンジマッド)
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ほとんど日本には入ってきていないアメリカブランドです。
ユニークなハイドレーションザックをつくっていて、埼玉のRUNARXで取扱いがあります。
blooper back packs(ブルーパーバックパックス)
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静岡県川根本町に拠点を置く、日本のガレージブランド。
TJAR(トランスジャパンアルプスレース)で活躍する望月将吾さんが使用するザックとして有名です。
基本的にオーダーメイドで制作をしています。
OXSITIS(オキシティス)
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オキシティスはフランスのブランドですが、日本にはほとんど入ってきていません。
こちらも埼玉のRUNARXで取扱いがあります。
EVADICT・KALENJI(エヴァディクト・カレンジ)
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EVADICT(エヴァディクト)・KALENJI(カレンジ)というブランドをご存知ですか?
おそらく知らない人が多いはず。
この2ブランドは格安なスポーツ用品を販売するフランスのスポーツ店DECATHLON(デカトロン)が展開するプライベートブランドです。ヨーロッパでももはやメジャーなスポーツ店です。
特徴は何と言っても圧倒的なコスパ。15Lのモデルがなんと8,790円。恐ろしすぎます。
国内の実店舗は兵庫県西宮と千葉県幕張の2店舗あります。コスパを求める方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
最適なトレランザックを探しましょう
今回は、基本的なトレランザックの選び方と、トレランザックをつくっているブランドについて広くまとめてみました。
ブランド数はなんと30ブランド!
どのザックもそれぞれ特徴や魅力がありますが、
気になったブランドは詳しく調べてみてはいかがでしょうか。
きっと最適なトレランザックが見つかるはずです!
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