内向的な人は猫が好き理論
この理論を提唱したいと思います。
僕の実家では昔からずーっと猫を飼っていました。
保護した猫もいれば、野良猫がいつの間にか家族の一員となっているパターンもありました。
そして内向的な僕は猫と気が合いました。
なぜか。
今思うと、猫の性格と僕の性格の相性に起因するのではないかと思うんですね。
自分の内向性に気づいた話はこちら
猫は究極の内向型
きっと猫は「今」と「自分のこと」しか考えていないでしょう。
眠いからどこか良い場所を探して寝る。
誰かのために芸などしない。
静かな空間を好む。
人の家の壁紙で爪を研ぐ。
自分だけの散歩道を自由に歩く。
餌が欲しいから甘える。
忖度はしない。
寒くなってきたら人の布団に潜り込む。
そして嫌な人にはっきりとNo!といえる。(←これ人と違うところ)
羨ましい生き方です。猫は究極の内向型と言えるでしょう。
自分もそんな風に自由に生きたいけど、人間の現実世界ではそんなにうまくはいかないもの。
自分の道を貫いていきたいけど、苦手な人との付き合いはどうしても出てきます。
次に、内向型の猫と人の関係・相性について図で見てみましょう。
「内向型の猫」×「外向型の人」
猫は「内向型」なので、自分にベクトルが向いています。
外向的な人は、自分より外側にベクトルが向きます。外に刺激を求めることで脳が満足するんですね。
この場合は、猫に一直線。べたべた構っちゃいます。
抱っこして、喋り掛けたりもしちゃうんでしょう。
猫はどうするかというと嫌になって逃げます。
これ人の場合だったらどうですか?
内向型の人がじっくり考えて検討しているところに、ズバズバと質問責めにして答えを求めてきたりします。
内向型は自分の内側でよく考えてから理論立てて、それから外に発信することを得意としています。急かされると本来の力が発揮できません。
挙句の果てに、「考えが浅い」とか言ってくるのです。
つまり間合いが合っていないのです。
「内向型の猫」×「内向型の人」
「内向型の猫」と「内向型の人」は良い関係が保てそうです。
どちらもベクトルが自分に向かっているので、余計な干渉をしないし、無言でも気にならない。
気が向いたり、必要なときにコミュニケーションを図ればいい。
タイミングが合えば同じ時間を過ごす。
お互いの間合いを尊重し、良い関係に思えます。
人同士の場合も考えてみましょう。
「内向型の人」×「内向型の人」
これ、猫だけでなく、人同士でも同じことが言えると思います。
内向型の人間は、ちょっとした刺激もストレスに感じてしまいます。
放っておけばいいのですが、相手を気遣いすぎて神経が疲れますし、雑談の沈黙が恐かったりします。
程度にもよりますが、がつがつ来る外向型は会話のペースを支配し、こちらの余裕を奪いながら話を進めるケースが多いです。
そうなると話し終わった後にどっと疲れますし、それが上司など毎日会う相手だと憂鬱な気分になります。
どういう人と付き合うと心地よいかを考える
人間関係に悩みを感じている人は、周りの人との相性を考えてみてはいかがでしょうか。
心地よい間合いが取れる人と一緒にいる方が心豊かに過ごせます。
ちなみに、外向型でもちゃんと人の意見を汲んで関係を築ける人もいます。
あくまでも参考程度にどうぞ。