この前、ITJ(伊豆トレイルジャーニー)に出場してきました。
結果から言うと、スタート直後から最後までお腹をくだし、最悪なレースでした。。
本当にこんなに辛いレース今までなかった。なんとか完走できたのが奇跡です。
色々原因はあるのですが、反省をする中で思い至ったのは、「寒さ対策」が十分ではなかったなということです。
ITJはスタートが朝6時で冷え込んでおり、スタートの待機中にお腹を冷やしてしまったのが原因の可能性が高いです。
改めて、今回トレイルランニングの防寒性の重要性について考えさせられました。
レースに限らず山の中を駆けるトレイルランニングにおいて、寒さ対策は非常に重要です。
そこで本記事では、UTMFやITJなどのトレイルランニングで使用する防寒アイテムについて小物を中心に解説します。
ミッドレイヤーやシェル、パンツなどのウェアについては、また別記事で紹介したいと思います。
▼本記事のテーマ
それでは見ていきましょう。
【重要】UTMF・ITJなどのトレランレースでの防寒について考える
ベストなコンディションを発揮する上でも、命を守る上でも「防寒」というのは非常に重要なファクターです。
冬のレースはもちろん、春先のレースでも夜間は冷え込み、着実に体力を奪っていきます。
防寒対策ができるか、できないかでタイムは大きく違ってきます。
レース必携品で防寒アイテムの指定はありますが、自分の体質・走力・コンディションに合わせて最適なギアを選んでいきたいところですね。
この記事では、防寒アイテムの中でも小物アイテムに絞って以下内容でまとめました。
小物アイテムとはいえ、侮れないラインナップです。
②アームウォーマー
③グローブ
④ビーニー
⑤ネックウォーマー
⑥腹巻き
トレランの防寒① ベースレイヤー
出典:ファイントラック HP
いきなりベースレイヤー?という感じになるかもしれませんが、防寒においてまず第一に汗冷え対策が重要です。
どれだけ体を温めたとしても汗で濡れてそれが冷えると体温を一気に奪っていきます。
だからまずは肌をドライにキープしてくれるベースレイヤーが必要なんです。
おすすめはドライレイヤーとして定番といってもいいファイントラックか、望月将吾さんをサポートしていることでも有名なオンヨネが良いでしょう。
トレランの防寒② アームウォーマー
出典:ファイントラック HP
トレイルランニングの場合、スタートは冷え、走って暑くなり、稜線では風にあおられまた寒くなったりと、こまめな体温調整が重要になってきます。
そんなときに活躍するのがアームウォーマー。
寒いときは上げて、暑くなったら下げてと走りながらでも簡単に調整が可能です。
トレランの防寒③ グローブ
出典:ロストアロー HP
冬向けのグローブも色々ありますが、トレイルランニング用途ということで、汗抜けの良さと冷たい風からの冷え対策が重要です。
その場合に個人的におすすめしたいのが、「ミトン付きのグローブ」です。
走っているときは通常モード、冷えが出てきたときはミトンをかぶせることができ、効果的に体温調整が可能となります。
おすすめはブラックダイヤモンドとサロモンのこちらのモデルです。
トレランの防寒④ ビーニー
出典:フルマークス HP
UTMFでは耳を覆う帽子が必携品となっていますが、気温が下がった夜間は頭部と耳を保護してあげると体温を維持できます。
選ぶポイントとしては、暖かい日中に使うことは少ないので「コンパクトに携行できること」と、「保温性・通気性に優れた素材を使っているか」を重視します。
トレランの防寒⑤ ネックウォーマー
出典:サロモン HP
体を温めるには血管が太いところを温めるのが効果的。
そういう意味では、ネックウォーマーは最適な防寒アイテムです。
個人的には走れば暑くなるトレイルランニングにおいて、それほど重要性を感じていなかったのですが、この前のITJで走れない状況になり考えが変わりました。
それほどかさ張るものでもないですし、1つバッグに忍ばせておくと安心です。
こちらもビーニー同様、携行性の良さと素材で選びたいところです。
トレランの防寒⑥ 腹巻き
出典:山と道 HP
この前のITJでお腹を壊したこともあり、トレイルランニングに使える腹巻きも調べてみました。
レースに持っていくかはまだ悩み中ですが、あんな思いするくらいなら十分検討の余地ありです。
まずはハイキングから試してみたいと思います。
実際にトレイルランニングで使える腹巻きを調べてみると、意外に選択肢が少なくて、選ぶとしたら山と道のAlpha HARAMAKI一択になりました。
UTMF・ITJなどのトレランレースに向けて万全の対策を整えましょう。
いかがでしたでしょうか。
本当にちょっとしたアイテムなのですが、あるのとないのとでは大違い。
最悪、僕みたいにレース中お腹をくだし続けることになります。
しっかり準備しましょう!