スポーツ・アウトドアブランドによるスポーツスタイル(Sports Style)
出典:サロモンHP
ファッションとしてのスニーカーといえば、これまではNIKEやadidas、NEWBALANCEなど、おなじみのブランドが人気を占めてきましたよね。
もちろん僕もNIKEのランニングシューズもNEWBALANCEのUSモデルも好きで愛用してきたのですが、たまには違うブランドのシューズを履いてみたい気持ちもあります。
そんな中、最近これまで本格的にファッション系スニーカーを展開していなかったスポーツブランドから続々と新しいモデルが出てきているのです。
最近、Instagramでシューズブランドを検索していると、「○○(ブランド名)+sports_style」というアカウントが増えたなと感じました。
この記事では、筆者一押しの最近スニーカーに力を入れているブランドを紹介します。
スポーツスタイル(Sports Style)を展開するブランド
サロモン | SALOMON
出典:サロモンHP
サロモンはフランスのマウンテンブランド。
スキー・スノーボードのウィンタースポーツから、トレイルランニングや登山用品を展開する世界的ブランドです。
サロモンは往年のアウトドアシューズを、当時なかったカラーでスニーカーとして展開を始めました。
スニーカーとはいえ、ベースはがちがちのトレランシューズだったりするので、シューズとしての機能性は秀逸です。このまま山に行っても何の問題もありません。
この投稿をInstagramで見る
むしろ、街で履くだけだったらオーバースペックだし、ラグ(ソールの凸凹)もすぐ削れちゃうんじゃないかなと心配になります。というか、山でも履かないともったいない。
BEAMSや有名デザイナーとのコラボや、ADVANCEDと呼ばれるラインは販売できるアパレルショップを限定し展開をしています。
正直、当時プロパー商品として販売されていたときを知っているだけに、今のスニーカーとしての価格は「高い…」と思ってしまいますが、、
たしかにめちゃくちゃかっこいいと思います。
個人的にも何足か買いましたが、それはまた別記事で紹介します。
ホカオネオネ | HOKAONEONE
出典:ホカオネオネHP
こちらもフランス発祥のブランド。
HOKAONEONEはトレイルランニングやロードランニングのシューズをメインで展開しているスポーツブランドです。
全体的にソールが分厚くクッション性が効いているのが特徴のシューズが多いので、ちょっと背が高くなるかもしれませんね。
カラーバリエーションが多彩で、カラフルなのもあれば、ブラック一色のシックなモデルもあり、ファッションとして取り入れている芸能人もいるようです。
シンプルなカラーのプロパーのランニングシューズをスニーカーとして使用するのもありですし、
最近ではファッションブランドとコラボしているモデルもあり、よりプレミアムなシューズが生まれています。
オン | On
出典:On HP
Onはスイスのランニングシューズブランド。
創業者はトライアスロンのアスリートでもあります。
特徴はやはりCloud tecと名付けられた独特なソールの形状ですよね。一目見ればどこのブランドかわかります。
OnのベースのランニングシューズであるCloudは、デザイン性もユニークなので元々ファッションで履く人も多いとよく聞きます。
“スイス”というのもなんか良いですよね。洗練された印象で。
コロナ禍が収束したら訪れたい国です。
さらに2020年には、世界的テニスプレーヤーであるあのロジャー・フェデラーがビジネスとしてOnに参画していて、共同開発したスニーカーがリリースされました。
一見、adidasのようなLACOSTEのような、、っていう感じのデザインにも見えますが、Onのロゴが映えててかっこいいですね。
カルフ | KARHU
出典:KARHU HP
僕は個人的に北欧が好きで、中でも特にフィンランドに傾倒しているのですが、KARHU(カルフ)というブランドはそのフィンランドのブランドです。
「KARHU」とはフィンランド語でずばり「熊」。ブランドのロゴも「KARHU(熊)」が入っています。
この投稿をInstagramで見る
フィンランドには同じ「KARHU」というビールの銘柄もあって、いかにフィンランド人にとって「熊」が親しみのこもった特別な存在かがわかりますね。
僕は以前フィンランドを訪れたことがあるのですが、ヘルシンキの直営店でKARHUのシューズを購入しました。
元々はランニングシューズを主に展開しているブランドですが、その北欧らしいデザイン性の高さで、日本でもスニーカーとしての人気が高まっています。
アシックス | ASICS
出典:アシックスHP
アシックスのファッション的なスニーカーとしては、これまで「ONITSUKA TIGER」がその役割でしたが、今はASICSブランドでも力を入れてきています。
シューズのサイドの模様はONITSUKA TIGERと似ているので一見違いがわからなくなりますが、ASICSの方がややスポーツ要素強めな印象があります。
この投稿をInstagramで見る
ONITSUKA TIGERは逆にファッション寄りのカジュアルな雰囲気がありますね。
昔からの日本のスポーツシューズブランドだけあって、足型はやっぱり日本人向けなのか履きやすいです。
ミズノ | MIZUNO
出典:MIZUNO HP
僕は学生のころ野球をやっていて、MIZUNOは子供のころからずっと使ってきたブランドです。
様々な競技用のスポーツ用品を展開していて、日本人なら誰もが使ったことがあるというくらい国民的なスポーツブランドといって言いと思います。
ただ、大勢の人に広まっている分、堅実さや真面目な印象が強く、どこか退屈なイメージもありました。
誤解を恐れずに言えば、ちょっと野暮ったささえ感じていた方も多いと思います。
ですが、MIZUNOのSports Styleは尖ってました。
こちらのシューズをご覧ください。
この投稿をInstagramで見る
もう何度見たかわからないRUNBIRDのロゴなのに、クラシカルかつ新鮮ですごくカッコいいのです。
普通のスポーツ用品だったら他人とめちゃくちゃ被りますが、ファッションのスニーカーでは他人と被りたくない人に逆におすすめです。
新しいスポーツスタイルのスニーカーを
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したブランドは数多あるスニーカーブランドの中でもほんの一部。
最近はカジュアルな服装で仕事することやリモートワークも増えて、よりスニーカーを履く機会が増えた方も多いのではないでしょうか。
こういうファッションのスニーカーって普通に値段高いなって思っちゃうのですが、よく考えたら今までの革靴と比べるとそんなに変わらないんですよね。むしろ安いくらい。
それでいて、履き心地も快適だし、動きやすいし。
今後はさらにスニーカーの活躍する場が増えるんじゃないかと思います。
だったら、本当に満足する一足を探し求めるのもありですね。