登山用ヘルメットかぶってますか?
登山でヘルメットかぶっていますか?
そんなにたいした山域に行かないし平気だよって思ってませんか?
岩場がある山域や幅の広い尾根をを通行する際には、滑落や落石で頭部を負傷する危険性が高まります。
頭部の負傷は致命傷になることが多く、ヘルメットで頭部を保護することはとても重要なことなんです。
長野県HPでは、「ヘルメット着用奨励山域」というエリアを定めています。
そして、もちろんこの山域以外はヘルメット不要というわけではありません。
八ヶ岳などは赤岳鉱泉や業者小屋といった山小屋がヘルメット着用を推奨しています。
同じように、長野県以外でも危険な山域はたくさんあるわけで、その状況に応じてヘルメットを着用することが、自分の身を守るために最も有効なのです。
この記事では、“軽さ”ということをキーワードに、おすすめの登山用軽量ヘルメットを2つご紹介します。
それでは見ていきましょう。
軽量登山用ヘルメットのおすすめ2選
ペツル SIROCCO(シロッコ)
1つ目はペツルのシロッコ。
TJAR(トランスジャパンアルプスレース)で使用する人も多い、超軽量のヘルメットです。
筆者もこのシロッコを使用しています。
重量は、160 g (S/M)、 170 g (M/L)。
その軽さもさることながら、しっかりと後頭部まで広くカバーされており、保護性能の面でも安心です。
カラーはホワイト/オレンジとブラック/オレンジの2色展開。前モデルでは、オレンジ一色でデザインがいまいちでしたが、だいぶ良くなりました。
顎のストラップもマグネットが入っていて、こういう細かい使いやすさが嬉しいですね。
軽さでとにかく選ぶならば、シロッコの一択です。
ブラックダイヤモンド VISION(ヴィジョン)
続いては、ブラックダイヤモンドのビジョン。2020年の新作です。
重量はペツルのシロッコに及ばないものの、それでも220g(S/Mサイズ)という軽量仕様。
被った感じは、シロッコに負けないくらい軽いです。
さらに、ビジョンはEPP+EPS+ポリカーボネートの複合シェルにより、BDヘルメットで最も堅牢なんです。
個人的には登山用ヘルメットのデザインとして一番かっこいいと思っています。
どうしてもすべてシェルで覆われているヘルメットは工事現場感が出ちゃいますが、このビジョンのデザインはスタイリッシュですね。
カラーバリエーションも4色展開となっているので、お好みに合わせて選択できます。
(詳しいカラーは画像をクリック)
軽さと堅牢性をしっかり両立して、なおかつデザインが良い。
それがブラックダイヤモンドのビジョンです。
命を守るためにヘルメットを装備しよう
まだまだヘルメットをかぶることを億劫に思っている人も多いと思います。
ですが、命を守るために積極的にヘルメットをかぶりましょう。
不意の落石や滑落で頭部を負傷することは致命傷となります。
今回紹介したような軽量なヘルメットであれば、それほど負担にならず、装備できるのではないでしょうか。
ぜひ登山をする人は、一人ひとつ必携してほしいですね。