会社での立場も上がってきて、部下や後輩もできた。
引っ張っていく立場だけど、正直、内向的な性格的にそういうのが向いていないと思っている。。
こんな自分でもリーダーシップを発揮できるのだろうか。
こんな疑問に答えたいと思います。
リーダーシップといえば、「ポジティブな話で部下を鼓舞し、ぐいぐいと引っ張っていく」というイメージが一般的です。
ただ内向的なおとなしい性格だと、こういったスタンスでリーダーシップをとることが困難で、悩む方も多いと思います。
本記事のテーマ
内向的性格の強みとは
リーダーシップを考えるにあたって、まずは内向的性格の強みを確認しておきましょう。
ここでは3つ取り上げてみます。
・冷静で慎重
・一つのことに集中できる
この3つを見てみると、リーダーに必要な資質を持ち合わせていることがわかるのではないでしょうか。
冷静沈着で物事を客観的にとらえることができ、
口数は多くないかもしれませんが、無駄なことは話さず的確に指示を出すことができるので、信用をされます。
また、一つのことに集中することができるため、得意な分野ができ、一目を置かれる存在となりやすいです。
プレイヤーとして部下に背中を見せていくスタイルがいいかもしれません。
内向的性格の弱みとは
それでは、逆に弱みも見ていきましょう。
同じくこちらも3つ挙げてみました。
・ネガティブ思考
・複数の作業をすることが苦手
・ネガティブ思考 → 冷静で慎重
・複数の作業をすることが苦手 → 一つのことに集中できる
つまり、弱みと思っているものは、見方を変えると実はリーダーシップとして発揮できる強みだったりします。
そして、内向型の性格の人は無理して一般的なリーダーシップを目指す必要はありません。
一生懸命そう振舞おうとしても、結局自分を追い込むことになるので疲弊するだけですね。
自分の性格を生かして、独自のリーダーシップのスタイルを追求していけばいいのです。
内向的性格のリーダーシップ
しっかりと内側で熟考して、力のある言葉を発信しましょう。・ぐいぐいと人を引っ張る必要はありません。
仕事を任せて部下の積極性を生かしましょう。・情熱だけでまわりを鼓舞する必要はありません。
人に流されず冷静で客観的視点で判断しましょう。
おすすめの本
ここまで「内向的な性格の人がリーダーシップを発揮するには」というテーマで話しをしてきました。
この話はけっこう奥が深いし、ゴールはないのかもしれません。
しかし、これから自分に合ったリーダーシップを身に付けることができれば、
自分の性格で悩むことも減るし、同僚や部下との関係も良くなって、ストレスや負担を減らすことができます。
そのためには、より深く勉強していくことが必要です。
「謙虚さ」にフォーカスしたおすすめのリーダーシップの本を3冊ご紹介します。
リーダーシップを取らなきゃいけないというプレッシャーは極力減らして、楽に生きていきましょう。