仕事は都内で、会社から片道30分くらいの住宅地に住んでいるけど、
せせこましい東京の暮らしにうんざりしている。
今後の生き方を見直してもうちょっと田舎で暮らしたい。
こんにちは。ハルです。
僕も数年前まで同じ悩みを抱えていました。
当時の僕は、職場が新宿、住まいが練馬区という典型的な都内勤めのサラリーマン。
だけど、人口密度が高くて自然が少ない環境にうんざりしていました。
(練馬をディスるつもりはありませんが、僕には合わなかった。)
そんな中、埼玉県飯能市という「ちょっと近い田舎」に引っ越しました。
「移住」というほどおおげさなものではありませんが、それでもかなり思い切った決断。
結果、非常に満足しています。
引っ越して良かった!!
本記事では僕の経験から、ちょっとした田舎に住む方法やメリットについて解説していきたいと思います。
本記事のテーマ
【都内の仕事にも通勤できる】ちょっとした田舎に移住する方法
ちょっとした田舎に移住するにはどうすればいいか。
結論から言うと、「徹底的にリサーチ、シミュレーション、妄想をして、現実的に実現できる場所」を探していくということになります。
当たり前のことかもしれませんが、理想と現実のギャップを起こさないためにもじっくりと検討していきましょう。
ちょっと田舎に住むと、通勤時間は少し長くなってしまうかもしれませんが、それを補って余りあるメリットがあります。
まずはそのメリットについて見ていきましょう。
ちょっとした田舎に住むメリットとは
固定費が抑えられる
わかりやすいメリットとして家賃が抑えられます。
僕は練馬区に住んでいたときは、1LDK(40㎡)で家賃:約110,000円+駐車場15,000円で、月:約125,000円も固定費がかかっていました。
引っ越してからは、1LDK(45㎡)で家賃:65,000円+駐車場7,000円で、月:約72,000円です。
42%オフです。
月で53,000円も浮いて、年間だと636,000円も差がつきます。
しかも、家の広さは広くなっているし、駅からの距離も近くなりました。
生活の質が上がる
もちろん駅前のお店の充実具合は都内の方があるとは思いますが、飯能でも生活していくには十分です。
ましてや今はネットで何でも買えちゃう時代なので買い物については問題なしです。
また、スーパーの質は数倍良くなりました。
郊外のスーパーはお店が広いので買い物がしやすいです。そして何よりも野菜や生鮮食品のクオリティが明らかに高いし安い!
これは大きな違いです。
自然が豊か
気持ち的に一番メリットを感じられたのはこれです。
家から山が見えること。
練馬のときには、窓を開けても向かいの家しか見えませんでした。
都内はどうしても自然が少なくなりますし、住宅が密集してしまいますよね。
僕はどうしてもこれが受け入れられませんでした。
今では、近くの山や川でのんびり過ごすことができます。
登山やキャンプが趣味であれば、自宅から歩ける範囲で楽しめてしまえるのです。
▼飯能のハイキングについての記事はこちら
移住する場所を探すコツ
電車の終点駅を探す
都心から郊外に向けて走る電車の終点駅から探すのはけっこうありです。
なぜならば、郊外に住むということは通勤時間が多少長くなるので、快適に過ごすには確実に電車で座れるようにすることが大事だからです。
また、通勤に特急電車を使うことを選択肢に入れてみるのも良いです。
自分の例でいうと、飯能~池袋間の特急料金が片道+500円です。月20日往復で使ったとしても、月20,000円。家賃などの固定費で浮いた分で余裕でペイできてしまいます。
週末に何回も遊びに行く
「あ、住みたいかも」という地域が見つかったら、まずは週末に何回も遊びに行くことをおすすめします。
何回も通っていると、良い面・悪い面どちらも見えてきて、実際に暮らしたときのシミュレーションができるようになってきます。
土地勘を持つ
遊びに行って、Google Mapをひたすら眺めていると土地勘を持つようになります。
すると市内でも、どこの地名かを見るだけでだいたいの予測ができるようになります。
同じ市内でも、細かい場所によって暮らしやすさは全く変わってきます。
「この駅でもこのエリアに住みたい」というところまで目星をつけておきましょう。
賃貸物件を探す
はじめから「家を買いたい」という方もいるかもしれませんが、個人的には賃貸から始めることをおすすめします。
田舎暮らしの憧れから移住したものの、現実とのギャップが出てきてしまう可能性があるからです。
だからまずは賃貸物件を探して内見に行きましょう。
良い物件が見つかったら、近くのお店をリサーチしたり、駅まで実際に歩いてみたりして生活を妄想しましょう!
ちょっと近い田舎で理想の暮らしを見つけましょう。
最近はテレワークも進んできて、これまでよりも田舎暮らしが現実的になってくるかもしれません。
現実的に都内に通勤できる「ちょっと近い田舎」というのはなかなか良い選択肢だと思います。
田舎はやっぱり都内よりも生活環境が素晴らしいです。
じっくりリサーチして、理想の暮らしを見つけましょう。