【経験談】適応障害で休職後、転職活動をして退職しました!

内向的 転職 JOB CHANGE

筆者は2016年の秋に適応障害から休職(厳密には代休と有休消化)、そのまま退職して別の会社に転職しました。

▼自分が適応障害になったときの記事はこちら

内向型の僕が仕事でうつ手前(適応障害)になるまで
内向型の人は営業の仕事でストレスをためがちです。僕は営業が嫌いで、無理をした結果、適応障害となりました。僕が営業という仕事で追い詰められて、心身ともにボロボロになるまでの過程を振り返ってみました。今この状況に重なる人は要注意です。自分にとって過酷な状況からは早く逃げましょう。

 

実際、転職活動に要した時間は約3か月。本当に元の職場に戻りたくない一心で死に物狂いで転職活動を行いましたね。

その結果、収入も前職とほぼ変わらず、インターネット広告代理店業界ではTOP3に入る企業に無事転職が決まりました。

 

この記事では僕の体験から、適応障害による休職期間中における転職活動について振り返ってみたいと思います。

 

▼本記事のテーマ

【経験談】適応障害で休職後、転職活動をして退職しました!

生々しい経験談なので、今同じような状況で転職について考えている方の参考になるのではと思います。

 

それでは見ていきましょう。

【経験談】適応障害で休職後、転職活動をして退職しました!

内向型の営業

先述したように、僕は適応障害を発症したことから休職をして、そのまま転職活動を行い退職を決めました。

適応障害となり休職を決めたのが2016年9月、9月~11月の間に転職活動をして、12月の途中から次の職場に勤務し始めたことになります。

 

実際、転職活動をした期間は3か月足らず。

どんな経緯で転職活動をはじめたか、メリットやデメリットについて振り返ってみます。

適応障害で休職中の転職活動について徹底振り返り

そもそも休職期間に転職活動をしていいか

内向型の適応障害

これは倫理上は良くないと思います。

あくまでも「体調の回復のため」に仕事を休む期間ですから。

 

ただし、きれいごとばかり言ってられる状況ではありません。自分の気持ちを優先しましょう。

適応障害に追い込まれた職場に対して、配慮することなど何もありません。

 

僕の場合は適応障害になった直接の原因は取引先のパワハラでしたので、どうしても元の職場に戻りたくありませんでした。

もちろん上司に相談もしましたが、返ってきた返事は「半年間は我慢してくれ。その後に人員調整して部署変更するから。」というものでした。

この言葉を聞いたときに、完全に転職スイッチが入りました。

 

自分の身を守るために逃げます。

「逃げるは恥だが役に立つ」というハンガリーのことわざに心が救われた話
「逃げるは恥だが役に立つ」TBSの人気ドラマです。筆者はこの言葉に救われました。恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切です。メンタルがどうしようもないくらい辛い状況ならすべてを投げ出して逃げましょう。なんとかなります。

実際体調はどうだったか

実際、休職を決めたときの体調はボロボロでした。

どうしても会社に向かうことができず、何もやる気がおきず、いわゆる希死念慮というものも現れていました。

「とにかく消えたい」という気持ちが強く、車を運転しているときに路肩のガードレールに突っ込んだら会社行かなくていいんじゃないか、とか本気で考えていました。

 

そんな状態で休職期間に入りましたが、最初の数週間は本当に何もしませんでした。

メンタルクリニック以外は外出せずに、ただただ寝ていただけですね。

「適応障害」は要因がはっきりとしています。だから、そこから遠ざかることで徐々に快方に向かっていくものです。

 

「投薬」と「睡眠」と「気分転換」を繰り返し行うことで、段々と休んだ後のことを考えられるようになりました。

転職活動中に面接先に適応障害のことを伝えていたか

人事異動

これは伝えていませんでした。

これも倫理上言った方がいいのはわかります。でも、これ言ったら不利になりますし、どう考えても採用されない可能性の方が大きくなりますよね。

 

幸いにもなんとか面接を受けれるくらい体調も良くなってきていたので、キャリアアップで転職活動をしている自分を演じました。

(実際、キャリアアップになりました。)

転職先に適応障害であることがバレないか

プレッシャー

これは僕の場合は言わなければバレない状況でした。

休職期間も数か月ですし、それも溜まっていた代休と有休の消化でしたので、バレる要素がありません。

 

休職期間が長い場合、源泉徴収票の金額が少なかったりということで、バレる可能性もあるようです。

休職中に転職活動をすることのメリット・デメリット

耐える

メリット

・自己分析の時間がたっぷりとれる。

・幅広い業界を見れる。

・とにかく時間の融通が利き、面接のスケジュールが組みやすい。

 

やはり「時間がある」ことが最大のメリットです。思うように転職活動に取り組むことができます。

デメリット

・体調的にはやっぱりまだきつい。

・適応障害を隠さなければいけない。

・若干のうしろめたさ

・転職が決まった後に現職場に退職について話すのが気まずい。

 

デメリットとしては、単純に体力的なきつさと、やはり休職中であることのうしろめたさが大きいですね。それでも覚悟を決めて取り組むしかなかったです。

 

どうしても仕事が辞めづらい場合、今なら「退職代行」というサービスもあるので、検討してみるのをおすすめします。

休職中の転職活動のコツ

情報収集は早めに始めておく

一人時間 アウトドア

できれば休職に入った早めの段階で転職に関する情報収集を始めておきましょう。(もちろん体力的に動けるようになってから)

 

具体的には、大手転職サイトには片っ端から登録しておくことをおすすめします。

登録も無料ですし、転職サイトによって掲載されている求人は異なるので、選択肢は多く持っておいた方がいいです。

僕が使った中では、doda(デューダ)がおすすめです。

その他にも、リクナビネクスト、@type、en転職、マイナビ転職あたりはマストで登録しておきましょう。

エージェントはできれば使った方がいい

内向的 転職

転職エージェントという、転職をマンツーマンでサポートしてくれる仕組みがありますが、これもできれば使った方がいいです。

転職エージェントを利用するのは、やはり求人を探す上でも効率良いですし、転職活動で避けては通れない「職務経歴書」の添削や面接の練習なんかもやってくれます。

 

しかも、利用者はすべて無料なので使わない手はありません。(エージェントの報酬は採用後、転職先の企業から支払われます。)

 

注意点としては、エージェントも人なので「あたり・はずれ」あります。

やたら上から話してくるようなむかつく奴も実際いるので、そんなのに当たった時はとっととチェンジをしましょう。無駄な時間は極力省きます。

 

これもおすすめは、dodaかリクナビエージェントあたりが良いと思います。

転職活動は素早く、最終決断はじっくりと

内向型の適応障害

転職活動の結果、無事採用がもらえたら、最後にじっくりと考えましょう。

元の職場が嫌で転職活動を進めてきましたが、慌てて次の仕事を決めてしまってはいないでしょうか。

本当に納得して、その会社に入りたくて面接を受けていましたか?

 

不安がある職場に転職してしまっては、また同じように体調を崩してしまいかねません。

最後の決断は慎重に行いましょう

【結論】もう元の職場に戻りたくないなら転職しましょう

内向型の営業

いかがでしたでしょうか

 

僕の結論はこちらです。

「もう元の職場に戻りたくないなら転職しましょう。」

 

まずは自分の体調を良くすることを最優先にして、

せっかく休職期間で考える時間がたくさんあるときですから、じっくり考えてみてください!

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