通勤ラン/帰宅ランのリュックについて考える
突然ですが、「通勤ラン」「帰宅ラン」ってご存知ですか?
読んでそのままですが、「通勤時や帰宅のときにランニングをすること」です。
日頃仕事で忙しい方はランニングの時間がそれほど確保できず非常に頭を悩ませるところですが、普段の通勤時間を使ってランニングができればすごく効率が良いですよね。
ただし、そうしたときにネックとなるのが、走るときの道具をどうするかです。
・「ビジネスバッグは手に持つタイプでこれじゃ走るのが辛い」
・「パソコンを持ち歩くのにバッグに収納して走るのはしんどい」
こんな不満が出てこないでしょうか。
これを解決するのが、「帰宅ラン用のバックパック」です。
・リュックタイプのバッグなら走るのも快適です。
・パソコン収納を想定したバッグなら安心して使えます。
こんな風に解決して、快適に帰宅ランをすることができます。
そんな通勤ランのバックパックですが、実は選択肢がそれほど多くありません。
しかも、選ぶのが難しいです。
筆者もずっと通勤ラン用のバッグを探してきましたが、なかなかこれというモノに巡り合うことができませんでした。
そこでこの記事では、いろいろと通勤ラン用のザックに試行錯誤してきた筆者が、今選ぶべき通勤ラン用のザックを厳選して紹介します。
正直いって、Googleで「通勤ラン バッグ」と検索しても、たいした情報は上の方に出てこないです。なぜならば、ただ大きめのトレランザックを紹介されるだけでビジネスシーンには適していないからです。
(ホントにチョイスがダメですね。)
通勤ランに必要な条件をちゃんと明確にして、その上で本当に使えるザックを選んでいきます。
それでは見ていきましょう。
通勤ラン/帰宅ランのリュックの条件
ビジネスシーンでもいけるデザイン
まず第一にあるべき条件はこれです。「ビジネスシーンでいけるデザインである」こと。
そもそも我々会社員は走ることよりも、仕事することが第一なんです。
だから、カジュアルな職場でない限り、ビジネスシーンで通用するデザインでなければそもそもダメです。
逆にカジュアルな職場であれば、好きなデザインで使いやすい15~20L前後のモデルを選べばそれでOKです!
着替えやシューズが入る十分な容量
もちろん普段の靴が「革靴」であれば、それで走ることはできません。
必ずランニングシューズを持つ必要がありますが、それが収納できる容量がなければいけません。
具体的にいえば、15リットル以上は必要です。
パソコンが収納できる
仕事でパソコンを持ち歩く人もいるでしょう。
それならば、バッグ自体にしっかりとした剛性感と保護性能が必要です。
走りやすさだけを重視して軽くて薄くてペラペラのザックでは、いくらPCケースを付けていたとしても心配です。
揺れなくて走りやすい
そして最後にチェックすべきは「走りやすさ」です。
ただでさえしんどい毎日のランニングを持続させるには、走るのが嫌にならない「快適さ」が非常に大事です。
【これが良かった】ULTRASPIRE URBAN RUNNER(ただし廃番)
ここまで通勤ラン用ザックの条件について述べてきましたが、僕は最近通勤ラン用のザックを買いました。
それは、ウルトラスパイアの「URBAN RUNNER」というモデル。ウルトラスパイアはアメリカのトレランザックブランド。実はこれは2018年に一度だけ販売されたモデルですが、その後すぐに廃番になっています。
通勤ランに特化したザックで、容量は25L。カラーはブランドロゴまですべてオールブラックで統一。クッション性のあるショルダーハーネスを採用しており、走ることを念頭に置いたデザインになっています。
過去を振り返ってみても、通勤ランに特化して「これだ!」と思えるザックはこのモデル以外見たことがありません。
ただし、残念ながら既に廃番。僕もメルカリをずっとマークしてようやく手に入れることができました。
詳しくは、Onyourmarkの記事で詳しく掲載されています。
その他の通勤ランリュックのおすすめ
では、現在販売中のモデルで通勤ランにおすすめのザックにはどんなものがあるでしょう。
先述した条件をベースに厳しく選定しました。
僕が今から選ぶならこの3つが選択肢としておすすめです。
THE NORTH FACE | One Mile 16
2021年、ノースフェイスから久々に通勤ランに特化したモデルが登場しました。
それがこの One Mile 16。
これは久々に通勤ラン用として完成度の高いザックが登場しましたね。
容量は16Lとやや抑えめですが、アクセスのしやすさやPCなどの収納性の良さ、ドリンクボトルの収納など、「走れるデイパック」として十分なモデルです。
シューズコンパートメントは取り外して洗うこともできるようになっていて、細かいところまでよく考えられています。
カラーもグリーン、ブラック、グレーとシックな3色展開となっているので、ビジネスシーンでもいけます。
現時点はこのOne Mile 16が一番おすすめです。
マウンテンハードウェア | フリューイッド15リップストップ
マウンテンハードウェアの少しコンパクトなモデルですが、荷物が少ない方にはこれがおすすめです。
完全にデザインは「山用」なので仕事ではギリいけるかなという感じですが(笑)、
このモデルはオールブラックのモデルであればシックな印象ですし、生地も丈夫で何よりメインアクセスが優秀。普段使いが非常にしやすいです。
ショルダーハーネスは幅広で、収納もしっかりしているので、走るには申し分ないザックと言えます。
lululemon | More Miles Active Backpack 17L
聞きなれないブランドかもしれませんが、実はこのルルレモンというブランドのザックがなかなか優秀です。
ルルレモンはカナダ・バンクーバーで創業したアスレチックアパレルブランド。ヨガウェアやランニングウェアを手掛け、近年急成長しています。
このMore Miles Active Backpack 17Lは、非常に通気性の良いショルダーハーネスを採用していて、汗のかきやすい暑い時期に向いています。
また、ボトルやスマホなどはサイドのメッシュポケットに収納することができ、走行中でも手の届く位置に配置することができます。
嬉しいのは、13インチのノートパソコンが入る衝撃吸収材入りの内ポケットがあること。
デザインもアウトドアブランドにはないスタイリッシュさが魅力です。
通勤ランで走行距離を伸ばしましょう!
いかがでしたでしょうか。
普段忙しくてなかなか走る暇がない方も、通勤をランニング時間に活用してしまえば走行距離を伸ばすことができます。
そのためには、シューズをウェアを収納して走れる通勤ラン用ザックは必須。
ぜひ試してみてほしいです。