「ちょっとこの辺りを軽く走りたい」
「走るときに荷物はそんなにないけど、財布とスマホは持ちたい」
こんなときに便利なのが、「ランニング用のウエストポーチ」です。
価格の高いものから安いものまでいろいろなブランドが出していますが、良し悪しも本当にピンキリで選ぶのが難しいギアでもあります。
本記事では、仕事柄、ランニングギア(特にバッグ類)に精通した筆者が、おすすめのランニング用ウエストポーチを厳選してご紹介します。
▼本記事のテーマ
ランニング用におすすめのウエストポーチの条件
揺れない
ランニング用のウエストポーチの絶対条件としては「揺れない」ということで間違いないでしょう。
僕も昔使っていたNIKEのウエストポーチ(たしか3000円くらい)は揺れて、ずり上がってきてストレスMAXでした。
それ以来ずっとランニング用のウエストポーチは嫌いだったのですが、時代と共に道具も進化してました。
揺れないウエストポーチ(というよりウエストベルト)が続々と出てきているのです!
ボトルが入る
ウエストポーチに何を入れるかといえば、まずは財布とスマホ。
あとはボトル(水)を入れたいところですよね。ロードを走って入れば自販機もあるかもしれませんが、ペットボトルやハードボトルを手に持って走るのは面倒です。
ただし、重量のあるボトル(水)を入れれば当然揺れやすくなるので、その点も考慮して揺れない工夫がしてあるウエストポーチを選ぶことが重要です。
結論:トレランブランドのウエストポーチがおすすめ
「揺れない」「ボトルが入る」というのが、ウエストポーチを選ぶ上での2大条件だといえます。
この2つの条件をクリアできるウエストポーチを選ぶことが次の課題となりますが、
結論から言うと、トレイルランニングブランドがつくるウエストポーチがおすすめです。
なぜかといえば、まず第一に、山の中を走るトレイルランニングではロードを走るよりも上下の振動が大きいため、より揺れない工夫をバッグに盛り込まなくてはいけません。
さらに、ロードのように簡単に給水ができないトレイルでは、ボトル(水)を持つのは必須のため、水を入れても揺れないことを考慮して設計されてあるモデルが多いです。
以上、2点の理由から僕はトレイルランニングブランドのウエストバッグをおすすめします!
ランニングにおすすめのウエストポーチ 4選
Naked | Naked Running Band
出典:Naked Amazonページ
アメリカの新興ブランドNaked(ネイキッド)はアスリートの創業者兄弟が立ち上げたブランドで、身体にピタッとフィットするギアを得意とするブランドです。
このRunning Bandは中のポケットに様々な大きさ形のものを収納することが可能で、MAX500mlのフラスクが3つも入ります!
気を付けなければいけないのがサイズの選び方で、下記表のように12サイズも展開しているので、自分に合うサイズが見つかればジャストフィットします。
NATHAN | ベイパーカー ウェストパック 2.0
出典:NATHAN HP
アメリカのトレイルランザックブランド・NATHAN(ネイサン)からは、ベイパーカー ウェストパック 2.0がおすすめです。
このモデルはソフトフラスク(600ml)が付属されています。
背面に入れたフラスクを身体に引き寄せるコンプレッションベルトが搭載されていて、フィット感が秀逸です。
COMPRESSPORT | フリーベルトプロ
出典:COMPRESSPORT HP
軽量なバンドタイプのウエストバッグ。サイズは2サイズ展開です。
最大で1.2Lの水を持ち運ぶことができ、その他スマホやジェル、財布などの持ち運びに便利です。また、ポールやゼッケン取り付け用の工夫があり、使い方に合わせてカスタマイズができます。
PAAGOWORKS | RUSH HIP
出典:パーゴワークス HP
同じサイズのポケットによって前後から挟み込む構造になっていて、走行時の揺れをしっかり抑えてくれます。
また、左側はナイロンベルト、右側はショックコードという2種類のフィッティング方法によって体に心地よくフィットします
ランニング用のウエストポーチを付けて走り出そう
ランニング用のウエストポーチがあればこれ一つで気軽に走りに行くことができますし、
トレイルランニングをする方であればバッグパックにプラスしてサブバッグとしても活用することが可能です。
安いものもたくさんあるギアではありますが、少し価格が高くても良いものを選んだ方が絶対に満足度が高いと断言します!
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